momoko-mの詩のあるところ

「南風桃子ブログ」の詩の部分をこちらでやってみようと思いました。

楽園こわい

そこは誰もが行きたがるという(ことになっている)

史上最強、地上の楽園。

 

私はこわい。

楽園、こわい。

 

もし、

ほんとうにそこが「楽園」でなければ

途方にくれるじゃないの

こぬか雨

天から優しく落りてくる

こぬか雨をみていると

水の神様が

機を織っているのかしらん

と思えてきます

 

ほんとに

織っているのかもしれません

 

こぬか雨をみていると

なつかしいひとに

会えそうなきがします

この世とあの世に

かすかに穴をあける

やさしい雨です

くらげが

ワルツをおどるころ

夏が

どこかにいっちゃった

 

ひざしはまだまだ

あついけど

夏はそっと(ほんとに、そっと)

いっちゃった

残照

おおきくなあれ

おおきくなあれ

 

水とか、栄養とか、

ワタシなりにあげたつもりだったけど

ちっともおおきくならないあなたでした。

 

大人にもなれず、

ピーターパンにもなれず、

小さくしぼんでいくあなたを見おろす春の夕暮れ

(軽い吐き気さえもよおします)

祈りの鐘はゴンゴンと遠くで響いています

しみる

あなたがつんだ

トリカブトがしみる

 

あなたがめでた

オキナグサも目にしみる

 

しみる。そして、

 

もしわたしが

ほんとの詩人なら

あなたのこころにしみるでしょう

あしたは、あたしの

かぜがふく

きっと、

なにかをてにいれる。

 

あさっては

あなたに かぜがふく

きっと、

ゆめをつかまえる

 

しあさっては 

いきとしいけるものに 

嵐のようなかぜがふく

きっと、きっと

なにかがかわる。 

無明

むかしむかし

わたしがお大師様に

瓦礫を投げた人でないといいけれど

 

むかしむかし

わたしがイエスさまを

裏切った人でなければいいけれど

 

むかしむかしはわからない。

行ってみなけりゃわからない